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石川 法人; 田口 富嗣*
no journal, ,
本研究では、酸化物セラミックスCeOに高速重イオンを照射し、照射表面に形成された損傷構造を透過型電子顕微鏡(TEM)で観察した。照射表面に形成されたヒロックと呼ばれるナノ構造体の結晶構造と形態を同定することに成功した。さらに、CeOと同じ結晶構造をもつCaFにおいても照射表面のヒロックを観察した結果、CeOと同様に結晶を保ったヒロックが形成されていることが分かったが、CeOと異なり結晶方位の異なるナノ結晶の形態を持つことが分かった。さらに、結晶構造を反映したクリアなファセットを持つことが分かった。同じ結晶構造であっても、酸化物とフッ化物とでは損傷構造の違うことを提示することができた。